大学ゴルフ授業研究会
日本ゴルフ用品協会様からご提供を頂きましたゴルフ用品の無償提供に対する喜びの声を公開いたしました(武蔵野美術大学) 詳細はこちらから2016年12月26日(月)、有馬カンツリー倶楽部(兵庫県)で第6回Gちゃれ(武庫女Gちゃれ)が開催された。今回は武庫川女子大学の松村公美子先生(LPGAプロ)のゴルフ授業を受講している学生17名からエントリーがあった(うち1名はインフルエンザで欠席)。 午前9時にJR三田駅に集合した学生たちは、ゴルフ場に到着後チェックイン、着替えを済ませ、午前中はパター、バンカー、ショットなどの練習を行った。午後からは各組にゴルフ場のコーチや、有馬カンツリー倶楽部所属の大迫たつ子プロもサポートし、3ホール体験を行った。 今回のGちゃれには、関西地域のゴルフ場経営者・支配人12名を含む業界関係者18名、大学関係者5名、メディア5社も参加した。12:30から、大学関係者とゴルフ業界関係者の意見交換会も開かれ、大学の現状を踏まえた相互協力についての意見交流を行った。終了後のアンケート調査では、ほぼ全ての学生が「楽しかった」「今後も継続したい」と回答した。 閉講式では、参加学生全員から感想が述べられた。 「友人をさそってまたゴルフ場に来たい」 「社会人になるにあたってこれからも続けたい」 「ゴルフ場に来てゴルフが好きになった」 「用具もない、ルールもわからない私たちを温かく迎えてくれてうれしい」 「もっとうまくなりたいので、練習場にも行ってみたい」 「ゴルフは取っ付きにくい印象だったが、参加して本当によかった」 「授業の打ちっぱなしよりはるかに気持ちよかった」 「父と一緒にラウンドするのが楽しみになった」 などなど、各自Gちゃれに参加しての感想を述べた。 続いて閉会の挨拶をした、NGK大石順一専務理事はこれらのコメントに「感激しました」と涙を流した。同じく、ゴルフ場提供した有馬カンツリー倶楽部の谷光高社長も涙ぐみながら挨拶し、「武庫女Gちゃれ」は終了した。 (文責:北徹朗)2000年代初頭、日本のゴルフ業界が激動の時代に突入した頃、私は大学でゴルフ授業を担当するようになりました。当時、非常勤講師として多数の大学でゴルフ授業を兼担する中で、大学ごとにゴルフの教場環境が著しく異なる特異な教材である状況を知り「大学ゴルフ授業研究会」の設立をしようと考えました。 2012年11月20日、橋口剛夫先生(帝京科学大学)、髙𣘺宗良先生(当時杏林大学・現在鎌倉女子大学)、安部久貴先生(当時東京工科大学・現在北海道教育大学)に本研究会を設立することにご賛同頂き、2013年8月9日に大体連関東支部の共催事業として「第1回大学ゴルフ授業研究会」(於:武蔵野美術大学新宿サテライト)を開催するに至りました。 年1回の研究集会に加え、研究論文誌「ゴルフ教育研究」の創刊、大学ゴルフ授業に関する実態調査、共同著書の出版、企業との初心者向けクラブの共同開発などの成果を重ね、2016年6月27日に大体連・PGA・GMACの産学連携協定締結を本研究会が仲介しております。現在、この産学連携事業の運営については、本研究会が大体連から全面委託されております。 2016年11月14日、ウェブサイトをリニューアル・オープン致しました。ウェブサイトの運営に当たりましては、協賛企業各社の皆様に多大なるご支援を賜り深く感謝申し上げます。支えて頂きました成果を、企業様との産学連携活動や共同開発、教材開発、市場調査、Gちゃれなどの普及活動、等々で還元させて頂きたいと思います。 Gちゃれの開催状況や大学ゴルフ授業研究会・研究集会の情報などを随時アップしてまいります。大学でゴルフ授業を担当あるいは今後担当する可能性のある先生、また、ゴルフの教育実践にご興味をお持ちの先生方の世話人登録をお待ちしております。 2016年11月25日 大学ゴルフ授業研究会 代表 北 徹朗