恵まれた環境とは言えませんが、だからこそ工夫次第で学びは深まります。
履修者の多くは教員志望の学生であり、ややもすると単位修得だけの体育授業になりがちです。体育、ひいては身体活動は健康のために為されることも大切であり、従って授業で学んだことをその後も継続してもらうことが肝要であると考えます。
継続しやすい種目を選択し学生に提供することも大切だと考えます。ゴルフはそのような視点からも相応しく、今後学生が継続的に取り組んでくれることを期待しています。
スポーツに対して学生が期待することには幅があり、力一杯行うことで満足するものもいれば、集中して成し遂げることに楽しみを見出すものもいます。自然の中での爽快感を期待するものもいれば、みんなと楽しく行うことを望むものもいます。
ゴルフは、多くの要素を内包しており、それらを学生に伝えられたらと、考えております。そしてそれらは本学の理念であり、これからのグローバルな基準ともなり得る「共生」に繋がりうるものであると考えています。
授業の中だけでは、伝えきれないことも多くあります。大学ゴルフ授業研究会での意見交換などとGちゃれとの連携を図りながら、学生の人生に資するようなゴルフの授業展開が出来ればと考えます。