大学ゴルフ授業研究会

ゴルフ用品無償提供に対する喜びの声をいただきました

東京大学

この度はショートアイアンをご提供くださいまして、(一社)日本ゴルフ用品協会様および(公社)全国大学体育連合様に深く御礼申し上げます。

本学のゴルフ授業では、学内グラウンドで10回程の練習を行った後、練習の仕上げとして大学が所有する千葉県内の総合運動場内にあるショートコース(7ホール)におきまして半日のラウンド実習を行います。このラウンド実習を目標に、学内ではショートアイアンを用いて、フルショットおよびアプローチ練習を実施いたします。

今回、新しいクラブとなり、学生さんからはアプローチ練習において「フワッと浮くようになった」といったこれまであまり聞くことのなかった感想があり、また、きれいな用具を使うときの嬉しそうな笑顔を見ていて、当制度を利用させていただいて本当によかったです。

ゴルフ授業運営上の課題として、用具維持・更新は費用面で大きな負担となりますため、当制度を利用させていただけ、大変助かりました。

誠にありがとうございました。

【学生の反応】
「フワッと浮くようになった」
「すごいきれい」(大半はこの感想です)
「よく分からなかった」 
「これまでのクラブよりも難しかった」など

補足)
・学内授業では穴あきのプラスチックボールを主に使用しております(実際のゴルフボールは極近いアプローチのみ)。
・既存クラブは20年以上のものが多く、クラブフェースの溝や表面が摩耗しております。一方、提供いただいたクラブは新品であったためスピンが利くのか、学生によっては良く曲がり難しい印象を受けたのかと推察致しました。

【吉岡准教授より】
・授業としてはオーバースペックとも思える高品質のクラブをご提供くださいまして、誠にありがとうございました。
・古いクラブと比較しながらショートコースをラウンドした訳でありませんので確実なことは申し上げられませんが、提供いただいたクラブでラウンドした今年度の学生は、ボールがしっかりと浮くショットを打てていた割合が高かったように感じました。
・20年を超えるクラブでしたので、シャフトとヘッドの接続部等に錆びが観察されるクラブも少なくありませんでした。授業運営上の安全面が向上しました。
・新品のクラブを手にした学生さんの笑顔は、授業担当者としては忘れられないものとなりました。良いショットを経験できない(球に当てることも苦労する)学生さんも一定数います。その様な学生さん含めて全員が、ゴルフに対して良い印象を持てた瞬間を与えることが出来ました。

2023年08月1日

東京大学 准教授 吉岡 伸輔