2000年代初頭、日本のゴルフ業界が激動の時代に突入した頃、私は大学でゴルフ授業を担当するようになりました。当時、非常勤講師として多数の大学でゴルフ授業を兼担する中で、大学ごとにゴルフの教場環境が著しく異なる特異な教材である状況を知り「大学ゴルフ授業研究会」の設立をしようと考えました。
2012年11月20日、橋口剛夫先生(帝京科学大学)、髙𣘺宗良先生(当時杏林大学・現在鎌倉女子大学)、安部久貴先生(当時東京工科大学・現在北海道教育大学)に本研究会を設立することにご賛同頂き、2013年8月9日に大体連関東支部の共催事業として「第1回大学ゴルフ授業研究会」(於:武蔵野美術大学新宿サテライト)を開催するに至りました。
年1回の研究集会に加え、研究論文誌「ゴルフ教育研究」の創刊、大学ゴルフ授業に関する実態調査、共同著書の出版、企業との初心者向けクラブの共同開発などの成果を重ね、2016年6月27日に大体連・PGA・GMACの産学連携協定締結を本研究会が仲介しております。現在、この産学連携事業の運営については、本研究会が大体連から全面委託されております。
2016年11月14日、ウェブサイトをリニューアル・オープン致しました。ウェブサイトの運営に当たりましては、協賛企業各社の皆様に多大なるご支援を賜り深く感謝申し上げます。支えて頂きました成果を、企業様との産学連携活動や共同開発、教材開発、市場調査、Gちゃれなどの普及活動、等々で還元させて頂きたいと思います。
Gちゃれの開催状況や大学ゴルフ授業研究会・研究集会の情報などを随時アップしてまいります。大学でゴルフ授業を担当あるいは今後担当する可能性のある先生、また、ゴルフの教育実践にご興味をお持ちの先生方の世話人登録をお待ちしております。
2016年11月25日
大学ゴルフ授業研究会
代表 北 徹朗